ヨガの基本と言ってもいいほど、あらゆるクラスで体験できる戦士のポーズ1と2。
クラスの序盤にウォームアップに使われたり、中盤ではポーズとポーズのつなぎとしても使われます。
インド神話の英雄が由来となり、英雄のポーズと訳される場合もあります。
サンスクリット語では、VirabhadrasanaⅠ/VirabhadrasanaⅡと表記され、日本ではヴィラバドラーサナと読まれます。
戦士のポーズの効果
勇敢な戦士のポーズは、主に体幹強化や下半身の筋力強化に効果的です。
少し落ちこんだときや自信を取り戻したい時など、気持ちを前向きにしたいときにもおすすめ。地面からのエネルギーを引き上げるように両足を踏みしめ(グラウンディング)、土台を安定させるのがポイントです。
戦士のポーズ1/戦士のポーズ2の動画
やり方とポイント
①右脚を一歩後ろへ引きます
後ろ足のつま先は斜め45°、小指までしっかりマットに押し付けるようにして下半身を安定させます。
②両手を天井方向へ持ち上げて、キープしましょう(戦士のポーズ1)
上半身は上へ上へと引き上げるように
③吐く呼吸で胸と骨盤を右側へ開いて、両手は肩の高さへ
目線は左手中指のもっとずっと先へ一点集中します(戦士のポーズ2)
④両手を腰にそえて、気をつけに戻ります
⑤反対脚も同様に行いましょう
Point!
⭐️②では、骨盤を左右平行にします。後ろ足に気持ち良いつっぱりを感じたら、つっぱっている部分をじっくり伸ばしましょう。
⭐️常にお腹を引き上げるように意識しておきましょう。上半身が前傾したり反り腰になってしまう人はお腹の力が抜けている可能性があります。丹田(下腹の奥底のあたり)に意識を向けましょう。
戦士のポーズでよくあるミスアライメント
戦士のポーズはシンプルで難易度が低いポーズといわれていますが、実は細かい点が違っていると効果が全く感じられず、とてもつまらないポーズになってしまいます。(私もヨガを始めたての頃は、あまり好きなポーズではありませんでした)
ポーズをとる際には前段のポイントで書いた、骨盤とお腹以外に、以下の細かい点もチェックしてみましょう。
・前脚の膝が内傾していないか
・前脚の膝がかかとより前に出ていないか
・肩に力が入っていないか
・戦士のポーズ1で後ろ足の小指が浮いていないか
このような点はインストラクターに確認してアジャスト(修正)してもらうのが一番ですが、自宅で行う場合には、自分の動きを撮影してみると意外な癖や良いところにも気付けるかもしれません。
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