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知ってるようで知らない。ヨガの歴史や成り立ちをヨガインストラクターが解説

column· Wellness

17 9月

わかるようでわからない「YOGA」についての、現役ヨガインストラクターNahoによるコラム。
ヨガを全く知らないところからインストラクターになるほど惹きこまれた、ヨガの奥深い哲学について綴っていきます。

今回のテーマは「ヨガのルーツ」です。


◆YOGA とは?

約4000年以上前にインドで⽣まれた「⼼を整える⽅法」


名前の由来は「Yuj(ユジュ)」
サンスクリット語で、「軛(くびき)をつける」という語源を持ち、 結合・調和という意味を持ちます。

【語源】
・軛をつける=⽜や⾺と荷台を横⽊を使って結びつけること
・⽜や⾺=⼼
・その上に乗る⼈=⾃我
・⼿綱=意識
・荷台=カラダ


つまり「ヨガ」とは、バラバラになったり、時には勝⼿に暴れまわる⼼とカラダを結びつけてまっすぐ⽬的地に向かわせる、ということを意味します。

これを知るだけでも、ヨガが筋トレとは何か違いそうだと思えてきませんか?

◆YOGAが生まれた背景

当時「⽣きにくさ」を感じていたインドの⼈々は、とにかく「祈り」ました。
祈って祈って祈りまくり、そのうち「祈る」という他⼒本願的な⾏為が、⾃⼰を⾒直すという意識に変わったことがヨガの発⾒に繋がったと⾔われています。

祈りだけでは解決しない、あるいは自分の行動を変えた方が早い、と考える人が現れたのでしょうか。現代の人間関係や仕事の仕方にも通づるところがありそうです。

◆当時伝えられたYOGAのやり⽅「ヨガの八支分」

ヨガの実習、つまりどうやるのかは「8つの観点」から説かれました。初心者の方でも、アシュタンガヨガを経験したことのある方には馴染みのあるお話かもしれません。

①禁戒(⼈に対して)/サンスクリット語で「YAMAH(ヤマ)」

不殺⽣、暴⼒を振るわない。暴⼒を振るう⼈を⾒過ごさない。正直でいる。嘘をつかない。盗まない。必要以上に貪らない。執着しない。

②勧戒(⾃分に対して)/サンスクリット語で「NIYAMAH(ニヤマ)」

清潔を保つ。あるがままの今の⾃分が幸せであるということを知る(知⾜)。苦痛を受け⼊れる(修⾏する)。聖典を研究をし続ける。聖なる存在へ祈念する、献⾝的である。

③坐法/サンスクリット語で「ASANAM(アーサナ)」

快適で安定した姿勢でいる。

④腸気/サンスクリット語で「PRANAYAMAH(プラーナーヤーマ)」

吸う息と吐く息をコントロールする。⼼の⾏くところに息は従う。

⑤制感/サンスクリット語で「PRATYAHARAH(プラティアーハーラ)」

五感にひっぱられて衝動的に⾏動したりしない。制御します。

⑥集中/サンスクリット語で「DHARANA(ダーラナー)」

雑念を取り払い、集中する(瞑想の始点)。

⑦瞑想/サンスクリット語で「DHYANAM(ディアーナ)」

時間や⾝体の感覚を忘れ、瞑想する。瞑想するためには⾃分の⼼を粘り強く飼い慣らす必要がある。

⑧三昧サンスクリット語で「SAMADHIH(サマーディ)」

何に揺さぶられることなく私は万物と⼀体化する(最終⽬標)。



この8項⽬は、その⽣涯をヨガの普及に費やしたという、インドの聖者パタンジャリさんが著書『ヨーガ・スートラ』で説いている「ヨガの⼋⽀則」と呼ばれるものです。現代ヨガの経典ともいわれています。(紀元1〜5世紀頃)

「ヨガとは⼼の動きを制御するためのもの」と定義し、⼼が動きまわるのを⽌めるための必要なステップやルールがが書かれています。当時の⼈々がより良く⽣きるための指南書のようなものだったのです。

「万物と⼀体化」とか「聖典」とか「聖なるもの」とか、浮世離れしていてちょっと怪しく感じます。ただそれは、当時祈りをささげる⼈々に対して発せられた⾔葉。
「聖典」を「興味のある分野」や「好きなこと」に、「聖なるもの」を「尊敬するもの」など馴染みのある言葉に⾔い換えれば、現代のわたしたちでも理解できそうです。

「万物と⼀体化」という表現は最も理解に時間がかかりますが、現代的にいうと「⼼が整理されていて、⼼も体も健康な状態」ということでしょうか。

◆ポーズをとるだけがYOGAではない

そもそもヨガは「ポーズをとることが⽬的ではなく、⼼を整えるためのもの」でした。
8支分の3つ目である「坐位(アーサナ)」が、わかりやすさや伝えやすさのおかげで現代ヨガの主流になったのです。

ヨガは心を整えるために「いらないものをそぎ落としていくトレーニング」。筋トレが筋⾁を付けるためのトレーニングであるならば、1番の違いはそこにあります。

情報の多い現代だからこそ、⾃分の⽬で本質をみきわめ、良い判断をするために必要なトレーニングだと思いませんか?

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